どうやらクズらしい

人生がめんどくさいので人生卒業するにはどうすればいいか考えてる

あゝ悲しきクリスマスイブ 2018

気づけば最後にブログ更新して10日経ってる。コワッツ。先週は火水金と中国語の期末テストがあったので、勉強忙しいし明日で…を繰り返しているうちにクリスマスがやってきた。

クリスマスイブに何もしな私は今日も変わらず宿舎の部屋にこもりっきりだ。夕食に出前、運動もせずスマホで映画やドラマを見、気づけば12時。でも、こんな『ただの普通の日』なクリスマスイブもあっていいのではと思う。

 

そもそも留学生が自主企画したパーティーに一週間ほど前からルーミーに誘われていたわけだが、私は結局断った。いま流行りのairbnbで南京の中心部”新街口”に大きめのパーティールームを一晩借りて、みんなでご飯を作ったり、酒を飲んだりしてオールしようという企画だった。正直に言ってしまえば、企画自体は面白そうだったのだが、不特定多数の人間が集まるという点で私には向いていないなと思った。人間関係はご縁ともいうし、接点のある人間/ない人間、どちらとも知り合える留学生向けの企画は必要だと思う。だがしかし、それに年末の、期末テスト終わりの、腰を据えてゆっくり休みたい時期にそれが必要かと言われると、私には必要ない。もしそれが、ルーミーや日頃のクラスメートなどごく少人数のものであったら、私も構えることなく参加したと思う。まあとにかく、私にとっては「知らない人と知り合ってでもみんなでワイワイ過ごす賑やかなクリスマス」よりも「一人であっても静かに心落ち着けて過ごせるクリスマス」の優先度が高かったというだけだ。

 

最近の日本はどうかしていると思う。

若者から年寄りまでほとんどの人が一人一台スマホを持ち、数分でも持て余したならネットでSNSやらネットニュースをチェックする。昔よりもずっとずっとたくさんの人の生活スタイル、主義主張をずっとずっとたくさん知ることができるようになった。

そんな日本で、他人は個人のひとりでしかなく、他人はあなたのものではないことがわからない人間がごまんといる。彼らにとって、わたしは彼らの分身で、彼らの思うような考え方を当然一字一句たがわず持っているものだと思っている。それがひどく生きづらいと思うのすらも、許されない感じがする。

一番簡単な例を挙げる。りゅうちぇるが若くして結婚する。若くして子どもを作る。タトゥーを入れる。化粧をする。歌を歌う。彼らの思うところの女性のように話す。それの何が悪いのだ。りゅうちぇるが自分の思い通りの、理想の父親・男性像を満たさないからと批判する人たちは、一人一人が皆りゅうちぇるなのか?違うだろうよ。

 

だから今日、私がクリスマスイブにひとりでいることを、寂しいか楽しいか、判断するのは私であってあなたじゃない。「あゝ悲しきクリスマスイブ」なんてダサくて時代遅れのタイトルをブログにつけるのも、私で最後であってほしいと思う。

 

そんなことを書いているうちに、日付が変わったのでクリスマスになっていた。

このブログを読んでいるすべての人に、それぞれの最高のクリスマスが訪れますように。まだ自分にとっての最高のクリスマスが何かわからない人は、それが見つかりますように!

🎄メリークリスマス!🎄